ヒトデちゃん戦記

サッかみのブログです。

紫熊祭2019に行ってきました【前編】

 

 サッかみです。

 

 11/2~4にかけて、熊本大学の学園祭『紫熊祭』が開催されていました。

 この学園祭では、毎年熊本大学ポケモンサークル『めざめるパワー熊本』(以下めざ熊)主催のポケモン大会が行われます。

 毎年この大会のために紫熊祭を訪れて、今年で3年目となります。

 今回は、そのオフレポになります。お時間のある方は、ゆっくり見ていってください。

 

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↓大会詳細

kumapoke.blog.fc2.com

 

 

11/2 紫熊祭 1日目

 

 まずは、紫熊祭に関して基本的なことを述べておこうと思う。

 紫熊祭は、毎年文化の日前後の連休を使って、3日間行われる熊本大学の学園祭である。この日程に合わせ、3日間それぞれ違うスケジュールでいくつもの企画が準備されている

 おおよそ毎年、めざ熊大会のスケジュールは以下のようになっている。

 

1日目 午前 特殊ルール大会
午後 バトルファクトリー
2日目 全日 カード大会
3日目 午前 シングル大会
午後 ダブル大会

 

 ご覧の通り3日間違う企画が用意され、3日間通して楽しむことができるようになっている。また、3日目の最後には学祭の打ち上げが催され、こちらはサークル外部の人も参加することが可能である。

 …と、非常に盛り沢山なこのイベントに、サッかみも前々から参加を予定していた。今年で3年目の参加になるが、毎年本当に楽しいイベントなので、今年もずっと楽しみにしていた。

 

 

 この学祭イベントに、きゅーぽけから自分のみならず、ルーチ、リムショットなどの友人も参加する予定であった。彼らは、9月の『第1回火の国オフ』に参加し、その時から学祭にも行きたいと参加を検討してくれていたようだ。

 非常にありがたいこととして、ルーチは自動車を所有している。熊本へは福岡から高速道路を通ればおよそ1時間半もあればついてしまう。車を持っている人がいれば、同乗者で高速代金を割り勘することで、比較的安く熊本まで行くことができるのだ。

 ルーチ1人の運転で移動するというのは彼にとって負担ではあるが、彼もいまや遠征に魅せられた1人のオフ勢と成り果てた。サッかみが彼に提案をするどころか、彼自らサッかみを同乗者として誘ってくれたので、ありがたく同乗させていただくことにした。

 

さて当日。学祭イベントに朝イチで乗り込んで最初のクイズ企画から参加する予定だったので、朝早くの出発となった。

指定された場所で待っていると、しばらくしてルーチの車が迎えに来てくれた。

 

 

サッかみ「おつかれさま、今日はよろしく!」

 

 

ルーチ「あれ、リムショットさんはいないんですか?」

 

 

ん?

 

 

ルーチ「サッかみさんと同じところで拾ってくれと言われてたのですが…」

 

 

サッかみ「??…それは初耳やな。リムショットは見てないな…」

 

 

なるほど…。怪しい予感がしたサッかみは、すぐさまリムショットTwitterを確認する。昨晩11時半のツイート以降、消息はない

 

 リムショットとの付き合いは今年で4年目になる。確か初めて会ったのは1年生の秋の頃だったと思うから、正確には丁度3年が経過したくらいだろうか。だからこそ、すぐに理解した。あいつは多分寝ている。

 LINEで電話をかけてみたが、案の定反応はない。反応がないが、彼が起きるまで待っていると恐らく午前の部への参加が怪しくなる。起きることを信じて車は出発し、彼が眠っている家まで車を走らせる。その車中にて、LINEで鬼のように電話をかけ続け、起きることを願う…!

 

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 起きたああああああ!!!!

 

 ギリギリセーーーーフ!!危ない!!

 どうしても起きなかった場合は彼を福岡に残して熊本を目指すことも視野だったので、直前とはなったものの起きてくれて本当に助かった。

 

 かくして、ようやくリムショットも合流し、これであとは熊本を目指すだけとなった。いよいよルーチカー出発!

 

 車中ではルーチのチョイスにより、イナズマイレブンの懐かしの楽曲が流れていた。余りにも懐かしすぎてオタク達と昔話を繰り広げていたら、あっという間に熊本に到着してしまった。狭い車内で『流星ボーイ』の振り付けを全力で踊って同乗者に迷惑をかけたことを少し申し訳ないと思っている。

 熊本に到着してからは、サッかみのターンである。18年を過ごしてきた街であるから、大学付近の情報に関してカーナビにさえマウントを取ることができる。大学付近の駐車場に停車し、およそ1時間半に及ぶドライブは一旦幕を閉じた。

 

 企画が10時からのため、それまでに受付を済ませれば大丈夫とタカをくくっていたが、

 

 

Alto「受付、9:50までらしいですよ!」

 

 

時計「9:40ンゴねぇ」

 

 

サッかみ「なにぃ!!?」

 

 

 受付終了が10分早いことを完全に失念していたため、近場のコンビニからリアルオタクダッシュを決める羽目に。急げ〜〜!!

 

 

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 スェ〜〜〜フ(重低音)

 

 なんとか受付には間に合うことができた。一安心して席に着く。すでに数々の参加者がやってきていて、会場には知る人が多く居た。

 

 さて、ここからはめざ熊学祭企画に関するレポになる。楽しかった学祭の雰囲気が伝われば幸いである。

 

 

1日目午前 クイズ大会

 

 まず到着して最初に挑戦するのは、めざ熊スタッフ陣が魂を込めて作成したクイズ問題である。クイズ大会といえばきゅーぽけの学祭でも度々開催される。サッかみは幼い頃からのポケモンオタクであるので、アニメやカード等、幅広い知識を吸収しながら育ってきた。ポケモンクイズにはそこそこ自信アリのオタクである。

 

 予選はペーパーテストにて行われた。時間をかけて解き切ったものの、なかなかに難しめの問題が続いた。100点満点中ギリギリ60点を超えることができ(確か64?点くらいだった)、なんとか赤点を回避することができた。自分の周りで受けていた他の人は大体60点を下回っていた再履修である。

 そんな中、なんと同行してきたリムショットがサッかみよりも1点上回り敗北する。めちゃめちゃ悔しい。クイズを鍛えないといけないと思った。

 結果は全体で6位。参加者50人近い中、予選抜けは上位4人だけということで、惜しくも決勝戦に勝ち上がることはできなかった。ちなみにリムショットは5位。2人仲良くギリ予選落ちして熊大から転げ落ちた。

 

 決勝戦はかなり多くの問題が準備されており、先に10問正解した人が優勝というルールで行われた。そのためか、問題のレベルはとても難しめに設定されており、なんなら主催のなわとび君はリハーサルで30問以上ある中で1問しか正解できなかったとか。(おい)

 結果、ダントツの知識量をほこったマシロ君がぶっちぎちで点数を稼いで優勝した。おめでとう!

 

↓参考 

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昼休憩

 

 午後からのイベントに備えて、昼ごはんを食べに行った。学祭なのだから出店で買えば良い(正論)のだが、熊本大学に来たらどうしても寄りたい店があるため、こちらを優先する。

 

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 やってきたのは熊本大学から歩いて5分程の場所にある、油そばの専門店『熊本油大学』

 とてつもないパワーワード感を秘めた店名もさながら、店の扉にはデカデカとLOVEソバの文字。看板の【味の決めては味の素というキャッチフレーズ、好きすぎる。

 と、このようにかなりジャンキーなスタイルの店であるが、これほどまでに油を愛する店長…いや、学長が作り出す油そばは、多くの学生の胃袋をガッチリ掴んで離さない魅力が溢れる。

 

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 粗切りのネギと大きな肉のトッピングがインパクト大。底に潜んだタレは濃い味でピリ辛であるが、上に乗ったマヨネーズが濃厚さと油感を後押しすると同時に辛さをマイルドにまとめ上げている。一口のボリュームがこれ以上ないほどに大きいのにも関わらず箸が止まらない。特にネギの食感と辛味が、魚粉さえ取り込んだ超濃厚なタレと絶妙にマッチしており、油のくどさを打ち消すかのようである。卓上にはおろしニンニクと酢が常備されており、味変を楽しみながら食べ進めていれば、大盛でさえあっという間に麺が消えてしまう旨さである。

 これほどまでの満足度がありながら1杯750円、学生なら1杯650円。さらにもとは200gだが、+100gまでは麺の増量無料である。あまりにも良心的。うちの大学近くにも欲しい。

 場所が熊本大学の近くであるため、例えば旅行や観光などで熊本を訪れた際に行くのが少し難しいことがネックである。だが、多くの人にオススメしたい一杯であるので、熊本を訪れた際はぜひ。

 

 

1日目午後 バトルファクトリー

 

 さあ、これがめざ熊学祭名物の一つ。

 過去作のゲーム内『バトルフロンティア』の中でも特に人気の施設『バトルファクトリー』の仕様を再現した大会。運営があらかじめ用意したポケモンをランダムに3匹借りて、それらのポケモンで対戦をし勝利を目指す。そして、対戦に勝ったら相手の持っているポケモンの中から1匹を選び、自分のポケモン1匹と交換する権利を得ることができる。すなわち、与えられたポケモンを使いこなし、対戦に勝利してより強いポケモンをパーティに組み込んでいけば、後の対戦を有利に進められるのである。

 まずは6枚のクジを引き、6匹のポケモンが選ばれる。その中から3匹のポケモンをチョイスし、最初のパーティは次のようになった。

 

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 こうして見ると大変に悪いことをしそうな強い並びであるが、このゲームは対戦としての公平性を保つため、レートでも見るような強いポケモンはとことん弱めに育成がなされている。最初の3匹を決める時にはポケモンの強さを見ることができないため、パーティを受け取って初めて確認するわけだが、この3匹はこのような構成となっていた。

 

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???????

 

 

 ここにサッかみの知るポケモンは1匹もいなかった。きあいのハチマキ分身毒羽フェローチェってなんだよ。勝たせる気ある??

 ただし、このオニゴーリは一目で強いと感じた。一見弱そうに見える構成だが、忘れてはならない事実として、当然相手のポケモンも弱い。メガオニゴーリの素耐久を考えると簡単には倒されないため『ねむる』を発動させることが可能であり、そこから特性『フリーズスキン』と相性の良い『いびき』を使って相手を攻撃することができる。2ターンの攻撃のあとは再び『ねむる』を使用すればHPを回復することができ、これにより相手を詰ませることも可能であると感じた。

 したがって、周りのポケモンで相手のパーティを様子見しつつ削っていき、メガオニゴーリで詰めるプランを立てることにした。

 さて、予選ではこの作戦が上手く決まり、初戦を勝利。初戦の相手のオンバーンフェローチェと交換。続く相手にも勝利。オンバーンマグカルゴと交換。

 この時に手に入れたマグカルゴが、破格の性能を誇ることに気づいた。なんと高い耐久から『からをやぶる』を使用でき、また特性『くだけるよろい』によってもすばやさを上げることができる。持ち物『イトケのみ』もマグカルゴの耐久に貢献していて、この構成で完璧に勝っていけると感じたので、これ以降は交換することはなかった。

 

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 結果、予選全勝、決勝トーナメントも2戦勝ち上がり、決勝戦までコマを進めることができた。決勝戦のサク君戦では相手のガマゲロゲのエコーボイスを止めることができずに敗北してしまった。最後のマグカルゴがエコーボイスを耐えたターンにからをやぶるを使用していればもしかすると勝てたかもしれないと気づき、まだまだ戦略が甘かったと反省した。

 この企画、運営の準備での負担が大きすぎることを無視すれば本当に楽しい企画である。めざ熊の新運営も「来年もやる予定である」と宣言しているため、また来年も来たいと思った。

 

↓準優勝の景品でもらったバッグ

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 こうして、めざ熊学祭の1日目が終わった。

 この日の夜は、大学付近の鉄板焼きの店を訪れた。昨年の学祭の時もお世話になったお店であり、焼き立てアツアツの美味しい鉄板焼きをビールと楽しめるサッかみのお気に入りの店である。たまたまこの日はラグビーW杯決勝戦の放送日であったため、店内のテレビでラグビーの試合を見ながらみんなでワイワイご飯を食べた。

 

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 めざ熊は2日目にカードの大会がある。ところが、最近のサッかみはカードをやっていないため、2日目は大分へ足を運び、鉄輪オフに参加する予定であった。熊本→大分→熊本のハードなオフラッシュやるバカ人間他におらんやろ〜〜wwとか思っていたら我々の運転手が大バカ者だったため、同じことを考えていたバカ5人で大分を目指す。

 

 

鉄輪オフレポに続く!

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