ヒトデちゃん戦記

サッかみのブログです。

THE SUNSET I SAW THAT DAY

 サッかみです。

 

 いつもはポケモントレーナーとして、ポケモン達と冒険や対戦に勤しんでいるわけですが、また別の顔として、『BanG Dream!』のオタクでもあります。

BanG Dream!(バンドリ!)』 とは?

アニメ、ゲーム、コミック、声優によるリアルライブなど様々なメディアミックスを展開する次世代ガールズバンドプロジェクト。(バンドリ!公式HPより)

 サッかみの推しキャラは、Afterglowのギター担当『青葉モカ』ちゃんです。可愛いでしょ。

 

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 この記事を投稿した今は9月3日。青葉モカちゃんの誕生日なんです。モカちゃん、誕生日おめでとう!

 

 せっかくなので、推しについてちょっとだけ語らせてくださいね。

 

 バンドリ!では、メインメディアの一つであるアプリゲームバンドリ!ガールズバンドパーティ!内で、キャラクターにまつわるストーリーが、まるでアニメ作品を見ているかのように展開されていきます。

 そして、何を隠そう、この青葉モカというキャラクターをめぐるストーリーは、ここ1、2年で大きな波乱を巻き起こしました。1年間くらい心から笑えなかったモカ推し、いるよな??今、生きてるか??俺は死んだ。(成仏)

 

 今回の記事では、彼女をめぐるストーリーの大きな転機であったイベントストーリー『それぞれの道、結ぶ茜空』について、自分の感想と、これに関連する一つの考察を紹介したいと思います。

 

以下、ガルパのストーリーに関する大きなネタバレを含みますしたがって、まだ見ていない人はぜひ、ガルパの方で一連のストーリーを読んでから私の記事に戻ってきて欲しいと思います。

 

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1. モカ

 

 まずは青葉モカというキャラクターと人間関係を軽く紹介。

 先に述べた通り、彼女はゲーム内のバンドAfterglowのギター担当のキャラクターです。

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(特に美竹蘭の顔が良すぎる。)

 

 Afterglow『幼なじみ5人組による高校生ガールズバンド』であり、メンバーの5人は幼少期からいつも一緒にいる、掛け替えのない5人組なわけです。エモいですね。

 そんな中、ボーカルの『美竹蘭』が一人クラスが離れ、5人が離れ離れになってしまうかもしれないという危機に直面。5人が「いつも通り」一緒に居るために、バンドを結成しよう!と思い立ったのがこのバンドの始まりです。とてもエモいですね。

 そしてこの美竹蘭というキャラクターが、青葉モカを説明する上で欠かせない人物なわけです。というのも、蘭は自分の感情をあまり表に出さない、クールで若干トゲトゲした、まさにロックなキャラクターなのですが、特別仲の良いモカちゃんにだけは素直になります。

 ストーリー中でも、蘭はモカちゃんだけは特別な関係だと示唆するセリフもありますし、モカちゃんも、蘭だけは特別な感情を抱いていることを話しています。なんなら、他のバンドメンバーもモカと蘭だけは特別に仲が良い関係であるとハッキリ言っています。エモすぎ。これはもう付き合ってますね。

 さて、一度モカ蘭の関係をまとめましょう。

 幼なじみ5人組の仲良しバンド。その5人組の中でも、とりわけ仲の良い特別な関係が、モカと蘭の二人。以降『モカ蘭』と統一します。(2人を呼ぶ名前として使用するもので、カップリングの関係性を意図しません。強いて言えば、呼び方はモカ蘭派ですが関係性は蘭モカ派です。)

 モカも蘭も、この5人の中で常に『お互いが隣にいる』と思っている。この概念が、以降とても重要になってきますので、理解しておきましょう。

 

 

2. モカちゃんショックの原点『ツナグ、ソラモヨウ』 

 

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 避けては通れないこの話。

 ガルパではバンドごとに焦点を当てた『バンドストーリー』があり、現在大きく2つの章に分けられています。

 1章はバンドの原点だったり、初期の話。2章は、1章からの流れを汲んでの、先の話。両方とも、「バンドに起こった事件や危機」をテーマにしているので、どのストーリーも内容が濃く、特に2章は解散の危機に直面する話も多く、話が重くなりがちです。

 しかしながら大抵は、メンバーの絆やバンドの楽しさを再発見することでこの危機を乗り越え、涙のハッピーエンドへと結ばれます。大抵はね。

 どのバンドのストーリーもとても良いものでした。各バンドの大きな成長を感じられ、バンドが次のステージへと歩んでいく様を見せてくれました。

 ただし1バンドだけ、いや、1人だけ。少し報われないような結び方をしたキャラクターがいます。それが、青葉モカです。

 Afterglowのバンドストーリー2章『ツナグ、ソラモヨウ』の概要は以下のような感じです。

 

 花道の家元の娘である蘭は、勇気を出して父親と和解し、目を背けていた花道にも真剣に向き合い始めました。(バンドストーリー1章参照)

 蘭はいつもバンド内で作詞を担当していますが、こうして蘭自信が変化を始めたことで、ある日『蘭の書いた歌詞の意味がみんなに伝わらない』という事件が発生。これがキッカケで、喧嘩が勃発。メンバーが『自分と向き合い前へ進んだ蘭は、自分と見ている景色が違う』ということに気付きます。

 そしてメンバーは自分たちを見つめ直し、もう一度、原点である夕焼けの屋上に集い、団結。その後、蘭の家に集い一夜を明かす中で、『夕焼け→夜空→朝焼けと移り変わる空模様のように、私たちも変化していくものだ』ということに気付きます(タイトル回収)。

 『いつも通り』という言葉がバンドの合言葉であるように『いつまでも変わらず一緒にいるために結成したバンド』ということが、いつの間にか『変わろうとすることを恐れる』ことにつながっていると気付いたわけです。

 蘭が一歩先に進んだように、自分たちも『これからも変わらず一緒にいるために変わっていく』ことを肯定し、新しい『いつも通り』を探していこう、という気持ちを共有し、バンドは再起動。一歩先を進み続ける蘭が「あたしの背中を信じて、ついてきて!」と、他のメンバーを引っ張るようにして、新しいAfterglowをここに見せてくれたのでした。

 

 いやぁ、エモさハンパないですね。文字打ちながら「いい話やなぁ〜」と改めて感心してしまいました。

 さて、この話の何がショックを巻き起こしたのか。それは、モカと蘭の『関係性の変化』に起因します。

 モカちゃんは蘭を『常に隣にいる』と思っている、と言いましたね。しかしながらこの話の中で、モカちゃんには蘭の歌詞の意味がわからなかった。いや、モカちゃんは頭が良いので歌詞の意味はわかるのですが、『歌詞を書いた蘭の姿が浮かばなかった』というのが正しいですね。

 これはモカちゃんにとって、『蘭の姿を見失った』ということです。結果として蘭は、自分を見つめ直し変わっていったことで、みんなよりもだいぶ先を歩いていたわけですが、『いつも隣にいると思っていた蘭は、気付いたら見えないところまで行ってしまっていた』と、見失って初めて気付いたのですね。モカちゃんにとって、この上なくショックなことでした。

 そして、バンドが再起動し、新しい『いつも通り』を探していく中で、モカちゃんは『蘭の隣に居るのではなく、一歩下がってその背中を追いかけよう。せめてその背中は見失わないように。』と決意します。蘭を再び見失ってしまうことを恐れたモカちゃんは、隣にいたいという気持ちと決別し、蘭の姿を後ろから追いかける、ということを、自分にとっての新しい『いつも通り』とします。

 

 

 

 え、、、?何これ、、、?

 

 他のメンバー含めAfterglowはスッキリ報われているのに、モカちゃんだけあまりにも報われない、ツラすぎるエンド。モカ蘭を推していた身にとって、もはや『モカ蘭の終了』を意味するほどの大事件。

 これを叩きつけられたサッかみは、当時ものすごくショックを受けていました。サッかみだけでなく、他のTwitterでフォローしていたモカ推しも、みな項垂れている様子でした。これこそが『モカちゃんショック』です。

 あまりにもツラそうにするサッかみに、友人のアグくんも『大丈夫、Craft Eggを信じろ。Craft Eggがこんな終わらせ方をするはずがない』と、何度も慰めてくれました。この場を借りて、あの時の感謝を述べさせてください。どうもありがとう。

 全くもってその通りで、当時のモカ蘭勢に残された選択肢は、『この心残りを公式がどう回収するのか?』という考察だけでした。

 この時のモカ蘭勢の考察は鋭く、ストーリーを読み返していく中であることに気付きます。それは、モカは一歩後ろを歩く決意をしたが、蘭はまだモカちゃんが隣にいてくれていると思っているということでした。実際、この時のイベントの個人エピソードの中で、蘭がモカのことを特別に思っている描写がありました。モカちゃんは蘭のことを後ろから追いかける覚悟を決めましたが、蘭は変わらずモカが隣にいると思っていたのです。

 したがってこの時のサッかみが期待していたことは、端的に言えば『蘭がモカちゃんを救う』という形でのハッピーエンドでした。言ってしまえばモカちゃんが勝手に後ろに下がっているだけなので、蘭がモカを隣に引き戻して、モカちゃんの心を溶かして欲しい、呪縛を解き放って欲しい、という構図を夢に見ていたのでした。

 このような報われない気持ちを抱えたまま、イベントから約1年が経過しようとした時、当時のイベントで公開されたストーリーで、そのアンサーが示されたのです。それが、『それぞれの道、結ぶ茜空』でした。

 

 

3. モカちゃんショックの結末『それぞれの道、結ぶ茜空』 

※この話の前に公開された混合イベント『貫く闇、青薔薇の誇り』のストーリーで、2章後のモカちゃんにまつわる話が展開されます。気になる方はこちらを先に読むと良いでしょう。今回は割愛します。

 

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 運命のイベントです。以下、あらすじです。

 

 華道と真剣に向き合い、前に進み続ける蘭は、華道の作品展出展のために、しばらくバンド活動を休むことになります。『蘭を見失わないように』と一人孤独にもがくモカちゃんは、成長を続ける蘭とどう向き合えばよいか分からず、またその苦悩を自分一人で抱えこもうとします。(←これがモカちゃんなんだわ。好き。守ってあげたい。でもそれは蘭の役目です。頼んだ。)

 メンバーはモカちゃんの異変に気付き、モカちゃんの相談に乗ったり、励ましたり、モカちゃんを助けます。

 その中で、キーボードの羽沢つぐみは蘭に、モカちゃんにちゃんと思いを伝えて欲しい』と提言。ここで蘭は初めてモカが隣にいることを当たり前だと思っていた』ということに気付くのです。つぐみ、ガチでファインプレー。

 そして華道展の帰り道、蘭がモカちゃんにこのことを話し『いつもありがとう』と気持ちを伝えます。モカ、困惑。そこから、今までモカの気持ちに気づけなかった悔しさをぶつけるかのように、これまでのモカへの伝えきれない感謝を連打します。鉄壁のモカ、『いいって、そういうの…。』と制止を要求。しかし蘭の感謝の乱れ打ちは加速。ついにモカの硬く閉じてしまっていた心の扉を粉々にぶっ壊し、涙。同時に、サッかみも号泣。『ここにいて、ここにいる』ことを再確認(←この辺のニュアンスは是非直接履修して確認して)したモカちゃんは、『蘭の背中を追いかけることをやめる』と宣言。長い呪縛から、ようやく解放されたのでした。

 

 

 ハイ投了(好き)。もう無理(好き)。降参降参(好き)。負けでいいです(大好き)。対戦ありがとうございました(本意)。

 

 初めて読んだ時涙が止まりませんでした。モカちゃんが救われて本当によかった。。。

 公式が用意したモカちゃんショックへの解答は『蘭の背中を追いかけるのをやめる』ことでした。しかし、この答えに導いてくれたのは紛れもなく、モカちゃんが隣にいることを再認識し、それをしっかりと言葉でモカちゃんに伝えてくれた蘭なのです。2章直後の時からずっと待ち望んでいた『蘭がモカちゃんを救う』という構図で、私たちモカちゃんファンも綺麗に救われました。

 

 2020年2月2日に行われたAfterglowのリアルイベント『いつも通りの放課後デイズ』では、ストーリー朗読コーナーで、美竹蘭役の佐倉綾音さんと青葉モカ役の三澤紗千香さんが、本イベント第5話のこの美竹の感情ガトリング乱射シーンの掛け合いを披露してくれました。全オタク、号泣。当然、私も号泣。コロナ対策で付けてたマスクもビショビショ。コーナーが終わって拍手が止んだ時、会場中あちこちからのすすり泣く音が響いていたのを覚えています。現地で聴けて本当に良かった。。。。。

 

 

 ところで、このストーリーを読んで、救われると同時に疑問に思うことがありました。それは、タイトルの『茜空』という単語でした。

 『Afterglow』という名前からもわかるように、このバンドはとりわけ『空の表現』を大切にするバンドです。これまでのストーリーの中で、『夕影』『紺碧』『朝焼け』など、空模様に関する表現が幾つか出てくる中で、今回初めて『茜空』という単語が使われたんじゃないでしょうか。

 茜空といえば夕焼けを表す言葉の一つであると理解していますが、夕焼けを表す言葉としてAfterglowは『夕影』という言葉を多用していました。だから、今回のイベントでここに『茜空』という言葉が使われていること、少し引っかかりました。

 

 『茜空』という言葉自体は初めて登場しましたが、これと同じことを表すであろうワードは、実は既に登場していたように感じます。

それが、Afterglowの結成秘話を描いたイベントストーリー『夕影、鮮明になって』で登場した『Scarlet Sky』という楽曲の名前です。

スカーレット

スカーレット(英語: scarlet)は、色名の1つ。やや黄味の赤を表す。エカルラート(フランス語: écarlate)、スカーレットレッドとも。

鮮やかな純色とされることが多いが、JIS Z 8102:2001では、ややくすんだ色とされている。

ペルシャ語の سقرلات saqirlāt が語源で、本来は茜染めの高級織物の意味である。しかし、ヨーロッパでスカーレットに使われたのは、動物(昆虫)性染料のケルメス(クリムゾンにも使われた)やコチニール(カーマインにも使われた)である。

伝統的に、炎の色とされる。また、ストロンチウムの輝線スペクトルはスカーレットとされるが、波長640.8 nm、650.4 nm、687.8 nm、707.0 nmからなる。(Wikipediaより)

 引用の通り、スカーレットという色は『茜』と結び付きます。スカーレット・スカイ、直訳で茜色の空。茜空。

 

 このScarlet Skyという曲の歌詞のサビを紹介します。

 

 あの日見た黄昏の空 照らす光は燃えるスカーレット
 繋がるからこの空で 離れてもいつでも

 

 この曲は元々、イベントストーリー『夕影、鮮明になって』の表題曲として登場しました。曲全体の歌詞も、このストーリーにそったものになっています。

 サビの歌詞で『あの日見た黄昏の空』という表現があります。なんかまた新しい空が出てきましたね。2番の歌詞では、この部分は『あの日見た夕影(せきえい)の空』となっています。この『黄昏の空』という言葉も、『夕影』とは異なる意味付けになっているのかな。

 ここで、WEGOコラボ第一弾で発売された青葉モカのコーチジャケットの背中に書かれた英文を見てみましょう。

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 THE SUNSET I SAW THAT DAY

 

 sunsetという単語は直訳で夕焼けを意味します(ストーリー中にも登場する)が、これを『黄昏の空』と訳せば、この文の和訳は

 

 あの日見た黄昏の空

 

 となります。つまりこの英文は、Scarlet Skyのサビの歌詞の英訳であろうと思われます。

 

この裏付けとして、WEGOコラボ第二弾で発売された美竹蘭のパーカーの背中に書かれた英文には、

 

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 BURNING SCARLET

 

と書かれています。直訳で、

 

 燃えるスカーレット

 

となり、こちらもScarlet Skyのサビの歌詞になります。

 

 ここまでの話を踏まえた上でさらに気になるのが、『黄昏の空』にも違う意味があるのだろうか?ということです。

 この単語については、実は2章イベント時のモカちゃんのメモリアルエピソード内で既にチラリと語られていました。

 『黄昏』とは元々『誰(た)そ彼(かれ)』を意味し、日が落ちて暗くなって、そこにいる人の顔が見えなくなって、誰だかわからなくなることに由来するそうです。(モカ談)

 このことを、自分が蘭を見失ってしまっていた事実に掛けて説明しました。蘭のことを見失っていた時のモカちゃんは、まさに『黄昏時』だったのですね。

 

 そう考えると、このScarlet Skyの歌詞は、モカと蘭にまつわるこれらのエピソードに重なっているようにも見えます。これは考察というよりサッかみの妄想であるのですが、Afterglowの歌(美竹蘭の作詞)は『感情がありありと現れた直球の歌詞』が評価されるものなのです。そのため、Scarlet Skyの歌詞は全体としてイベント『夕影、鮮明になって』のストーリーをそのまま現出したようなものになっているのですが、このサビの部分、ここはストーリーそのままというより抽象的な表現になっているんですよね。

 Afterglowの原点とも言えるこの歌の歌詞と、その後の蘭やモカとのエピソードをリンクさせる、言い方を変えれば『モカ達が歌詞のシーンを追体験する』ことで、これら高校生が書いた直球の歌詞にも、別の角度から考察の余地を与えてより楽曲を豊かなものにしているのではないか?という風に考えています。

 以上、サッかみの妄想でした。

 

 では、その『黄昏の空』を『照らす光』すなわち『燃えるスカーレット(茜色)』ってなんのことなんですかね?

 これはいくつか解釈が出来そうなんですが、自分が推しているのは2018年7月に開催されたペルソナ5とのコラボイベント『参上!夕影の怪盗団』でのこと。

 

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 この時はみんなが怪盗団となり、それぞれ独自のコードネームを持って、弦巻家に潜入するわけですが、その時の蘭のコードネームが『スカーレット』なんですね。驚き。見つけた時はひっくり返りました。

 この時の美竹蘭のメモリアルエピソードのタイトルは『素敵なコードネーム』となっているのですが、なんと持っていないので確認できません。見たい、見たすぎる!

 

 しかしこの他にも、例えばこのペルソナコラボイベントの時のガチャの名前は『絢爛のスカーレットステージガチャ』だったり、また3周年記念イベント『Backstage Pass 3』のAfterglow回のタイトルは『茜色の思い出』だったりします。これらはどれも、美竹単体を指すというよりはAfterglow全体を表現しているように感じます。

 結局のところ『茜色』というものは前提として『色の表現』であって、イメージカラーが茜色に該当するものが『美竹蘭』と『Afterglow』であるのかなぁと思っています。

 しかし、『それぞれの道、結ぶ茜空』というタイトル、またそのストーリー及びScarlet Skyの歌詞中で、『黄昏の空に彷徨うモカ』を照らした『スカーレット』とは、美竹のことであって欲しいと願っています。Scarlet Skyのサビ歌詞後半部分に『繋がるからこの空で 離れてもいつでも 』とあるのですが、心が離れることがあっても、スカーレットのもとにまた繋がって、ずっと寄り添っていて欲しいものです。

 

 WEGOコラボグッズで、モカのジャケットに『あの日見た黄昏の空』、蘭のパーカーに『燃えるスカーレット』と書かれたのは、この展開の暗示でしょうか。私はWEGOに朝から並んだけど目の前で売り切れて買えず、受注販売の時にお金がなくて買えていません。悲しい。

 

 

 今度新しいAfterglowのシングルで『Sasanqua』が発売されますが、この歌の歌詞はモカちゃんが作詞したそうです。Short ver.の部分だけ聞いてもガチで泣く。

 

 サッかみは考えることが好きなオタクなので、Sasanquaの歌詞もじっくり噛み締めたいと思います。楽しみ。

 

 長くなったけどここで終わりにします。語りたいことはまだまだ山ほどあるのですが、どうしても長くなるので。知り合いは、是非お酒の席で話を聞いて。語りたいんです。

 

 ここまで読んでくれて本当にありがとう。

 

 そして、改めて。

 

 モカちゃん、誕生日おめでとう!

 

 

 

2020/9/3