ヒトデちゃん戦記

サッかみのブログです。

プロセカ好きな曲ランキングベスト10【2周年ver.】

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プロセカ2周年おめでとうございます!

 

改めまして、サッかみです。

いつも楽しくプロセカをプレイしている者です。

 

プロジェクトセカイ (project SEKAI) は、セガColorful Paletteの協業によるボーカロイド初音ミクを中心としたメディアミックスプロジェクト。(Wikipediaより引用)

 

私は大学生になってからボーカロイドを聴き始めた新参者ではありますが、ボーカロイド楽曲が好きです。プロセカでは、これまでのボーカロイド楽曲に加え、有名ボカロPなどが書き下ろしたオリジナル楽曲など、多数のボカロ関連楽曲が収録されています。

 

プロセカの特徴は、単純にボーカロイド楽曲を収録しているというだけでなく、出演キャストとボーカロイドによるカバーバージョン(セカイver.)と、ボーカロイド歌唱の原曲バージョン(バーチャルシンガーver.)を、多くの楽曲において双方収録していることだと思います。したがって、例えば有名ボカロPによる書き下ろし新曲が発表される際には、プロセカ公式からセカイver.が、ボカロP公式からバーチャルシンガーver.がそれぞれ発表されるという風に、ボカロ文化をリスペクトしたスタイルをとっている点が面白いなぁと個人的に思っています。

 

前回の1周年記念の時に、個人的に好きな曲を10曲集めてランキングを作り、記事にして公開したところ、友人のオタクに曲を布教するのに便利であったため、今回2周年記念バージョンを作成します。

前回の1周年(2021/9/30)の時から、今回の2周年(2022/9/30)までの期間に登場したオリジナル楽曲を対象としたいと思います。

ぜひ聴いてみてください。そして、興味があったら、ぜひプロセカに触れてみてください!

↓去年の記事
scizor-gos.hatenablog.com

 

※以下、好きな曲をランキング形式で、番外編+10位→1位の順でご紹介します。

※もちろんこの他にも最高に素敵なオリジナル楽曲が多数あるので、興味があったらぜひ探してみてください。

※あくまで個人的なランキングなので異論は認められます。ぜひご自身の感想も発信してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番外編:ラストスコア / せきこみごはん

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番外編では、プロセカが行っている公募楽曲コンテスト「プロセカNEXT」の入賞作から1曲紹介します。この曲は、とても音が綺麗!曲を通しての展開の壮大感を、ピアノとバイオリンのめちゃめちゃ綺麗な音が旋律が彩っています。ゲームの譜面も、まるでピアノを弾くような配置になっていて、この音に乗ってリズムゲームを楽しむことができます。イントロ・アウトロのポップな電子音も快感を与えてくれて、品があってメロディアスながらポップでリズミカルな、イチオシの曲です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番外編:未完成讃歌 / しゃいと

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すまん、1曲に絞れんかった。

これもピアノ的高音のメロディーや鐘の音といった尊い音を奏でる、にも関わらずハイテンポでギターとドラムが走る、華やかな疾走感のある曲です。そんな特性もあって、リズムゲームが結構難しくやりごたえがある。イントロの特徴的な旋律がとてもクセになります。方向性はラストスコアと近いのかなと思ってたのですが、本記事執筆にあたり改めて聴き比べてみると、重厚感のあるラストスコアに対してギターなどのライトなサウンドがある未完成讃歌は、より明るくポップなメロディーが印象に残り、どちらもいい曲だなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番外編:それでもいいんだよ / Ponchi♪

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悪い、もう一曲だけ書かせてくれ。

僕はこの曲のメロディーも歌詞も好きです。スネアドラムやクラップの音が跳ねるようなラップ調のメロディーで、思わず乗ってしまうほど気持ちよく楽しい曲なのに、歌詞としては割とずっと陰鬱で雨が降ってるんですよね。要はそんなネガティブな気持ちや現実を前向きに捉えて背中を押してくれる、そんな曲なわけです。PVは実写映像と手書きイラストを組み合わせた特徴的な構成ですが、雨の中を笑って進むミクが可愛い!筆者は元々雨は苦手な方ですが、ジトジトした日には傘をさし、長靴を履いて、この曲を聴きながらスキップでもしたいと、そう思うほどに軽快な曲です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10位:アイデンティティ / Kanaria

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お待たせしました、いよいよベスト10の紹介に入っていきます。とはいっても10位のこの曲は、どちらかというと番外編で紹介すべき方向性の曲かもしれませんね。

10位のこの曲はプロセカのカップヌードルコラボの際、「カップヌードルの定番商品をテーマにした楽曲」として書き下ろされた楽曲です。は??

カップヌードルコラボで書き下ろされた曲は複数あり、他だと『青色絵具』『サラマンダー』『コスモスパイス』『徳川カップヌードル禁止令』が該当。「シーフード + しお → 海辺の街の情景」を描いた『青色絵具』の芸術的な歌詞も含め、他の4曲はそれなりにカップヌードルに絡めた曲になっているなぁと感じたものの、『アイデンティティ』のカップヌードル要素は一体…。Kanariaさん個性出しすぎでは??歌唱キャラの宵崎奏がカップヌードル好きという設定だけなのでは???…と思っていたのですが、カップ麺と言われればまずカップヌードルを思い浮かべる程に、カップヌードルしょうゆ味はカップラーメンのアイデンティティそのものである』『何を試してもやっぱりこの味に戻ってくる』という考察を読んで横転。Kanaria、お前がナンバー1だ!!

と、様々に考察の余地を含むこの曲は Kanaria 特性全開の楽曲で、早いテンポに鋭いピアノ音とキック、ベースが刺さる。アーティストの表現力って凄いな…と、しみじみ感じさせられる曲です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9位:パラソルサイダー / ナナホシ管弦楽団

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MORE MORE JUMP!の夏イベント曲。ザ・夏曲といったハイテンポのアッパーな曲で、ひとまずリズムに乗って暴れるだけで幸せになることができます。流石のギターが非常に良いのと、歌詞の言葉選びも好きです。筆者はセカイver.もバーチャルシンガーver.もどちらも好きです。Aメロで少し静かになったりBメロからクラップが入ったりと抑揚が絶妙で、サビとアウトロで最後まで駆け抜けていくので爽快感があります。

「ほら もっと熱く もっと高く 飛べそうな予感が急上昇!」の中に隠れる「MORE MORE JUMP!」、そういうとこやぞ(好き)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8位:Flyer! / Chinozo

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8位に、Vivid BAD SQUADの『Flyer!』です。このユニットはガチボーカルユニットみたいな扱いなので、もっと大人っぽくてディープな歌を歌ってることが多いんですが、これはかなり明るめの曲で、普段とのギャップが印象的な曲でした。ですがめちゃめちゃ歌が上手いので、PVも合わせて透明感というか鮮やかさというか、そんなものが声の中にあるのがスゲェ〜〜と思うところです。秋奈さん歌ウメーーー!!

ビビバスは男性陣も歌上手いので、逆に高音とかもしっかり出しすぎちゃって男女混声のバランス悪く感じる時もあるんですが、この曲は全体的にバランス良くて、とことん心地よく聴き尽くせます。PVの色使いもビビッドで、こういう雰囲気大好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7位:イフ / ユリイ・カノン

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綺麗な音と素敵な旋律に力強いメッセージの乗ったモモジャンの曲です。筆者はハイテンポなロック調の、どちらかといえば激しめの曲が好きなのですが、これはその好きとは別の方向から心に響いてくる好きな曲です。

MORE MORE JUMP!というアイドルがこの曲を歌い上げること。

「美しい嘘も 汚れた真実も」

モモジャン歌唱は透明感があって合唱として好きなのですが、個人的に好きなのは月詠み歌唱ver.です。

ラスサビ、特に「歌じゃ人生も何もきっと救えない でも君の為に歌いたい」のところ、高まり方が尋常じゃない。何なんでしょう、うまく言葉にできません。歌詞と、そこの旋律、伴奏、全て噛み合って、筆者に「良い…」と思わせてくる感じがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6位:月光 / キタニタツヤ × はるまきごはん

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Vivid BAD SQUADへの提供楽曲で、キタニタツヤ氏とはるまきごはん氏の合作。ボカロP提供のオリジナル楽曲は大抵ユニットのイベントストーリーなどに合わせて、それらしく含みを持たせた曲が多いのですが、それを行いながら、両氏の個性を全開でぶつけ合っているような贅沢な楽曲。セカイver.、バーチャルシンガーver.に加え、作曲者ら本人によるセルフカバーver.もある、これもまた贅沢な3部構成。キタニタツヤパートとはるまきごはんパートがセパレートになっており、本人やボーカロイドの歌唱、PVアニメーションの制作などもほぼセパレートで、フレーズごとにキタニタツヤ感、はるまきごはん感が万歳。それぞれの個性を50%ずつ出し合ったというよりは、それぞれの個性100%全開でコミュニケーションしているように感じます。

筆者は過去に『アスター』からはるまきごはんを知ってファンになりました。ねっとりしたダークポップな感じが堪らなく好きです。しっとり沈むようなポップで、どこかミステリアスな雰囲気を纏いながら紡がれる展開に、思わず聴き入ってしまう、そんな曲です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5位:てらてら / 和田たけあき

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筆者の最推しユニット『Leo/need』の楽曲です。キーボード・咲希ちゃんのイベント曲なんですが、ま〜〜棘がある毒がある。クールで鋭く、俗な表現を借りれば「ロック」。Leo/needの楽曲では夜空だとか星だとかのワードがよく用いられるのですが、この曲の中では今までとはまるっきり違う形で登場します。

1年前の記事で『ステラ』という曲が好きだと書いたのですが、「『てらてら』という名前は『ステラ』にかかっているのでは」という考察を目にして地球(ほし)から転げ落ちました。ステラ、未だに「レオニの楽曲で一番良い」みたいな評価多いんですよね。もしかすると、とはいえもしかしなくても、てらてら、カッコ良すぎるな??

曲自体も、メロディーやリズムがとても際立つ演奏というか、無音の使い方が特徴的。音が止まる瞬間が所々にあることで直後のハネが心地良くて、それがノリの良さに繋がってる感じがします。

このイベント時の咲希ちゃんのキャライラストが良すぎて、久々に推し以外のガシャで持ち石を溶かしました (引けなかった)。PVのRella氏のイラストもありえんカッコ良くて大好きですね。

↓[記憶の深淵] 天馬 咲希

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4位:マシンガンポエムドール / cosMo@暴走P

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4位に挙げたのは、1周年記念の際に「高難度楽曲」として書き下ろされたこの曲。『初音ミクの消失』など多くのリズムゲームで高難易度曲として扱われる高速曲が有名な cosMo@暴走P氏が手がけた楽曲です。「リズムゲームの高難易度曲として書き下ろされた歌」という特性と「少女の狂気めいた溺愛」というテーマを見事に融合させた歌詞は秀逸です。曲・イラスト・動画の全てを cosMo@暴走P氏が手がけていて、動画全体を1作品としてその世界観が表現されています。

ゲーム内ではもちろん超高難易度の譜面が用意され、クリアすらままならないほどの砦となっていることをさて置いても、単純にボカロ楽曲として非常に魅力的な1曲です。非常に高速で複雑なメロディーラインや高速ツーバス、(cosMo@暴走Pの楽曲によく登場する)メトロノームなど、流石やはり思わずリズムに乗ってしまう心地良さがあります。

聴くたびにこの複雑で速いリズムが掴めるようになってきて、歌詞が聴こえるようになってきて、そこに隠れた感情に気を向け始める頃には、既にこの曲の虜になってしまっています。曲を噛み締めるためにも、リズムゲームの譜面攻略のためにも、リピート必至の1曲。オススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3位:STAGE OF SEKAI / 針原翼(はりーP)

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筆者の最推しユニット「Leo/need」は、幼馴染で結成されたガールズバンドユニットです。この曲は、超王道なバンド曲的な構成なところがまず好みにブッ刺さりました。筆者は邦ロックなどが好きなのです。ものすごく好みな曲調の上、サビで盛り上がる展開や、ラスサビで低い転調・高い転調で更に盛り上がり、そしてアウトロで更に盛り上がって頂点で終わる、この駆け上がっていく感じの楽曲構成がかなり好印象でした。演奏したら絶対楽しいと思います。

Leo/needは本当に声がいい(贔屓半分)ユニットなので、セカイver.も好きですが、シンプルなボイスと伴奏との相性、PVの映像美も併せて、筆者はバーチャルシンガーver.推しです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2位:バグ / かいりきベア

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現時点でのプロセカの"圧倒的人気曲"。イベント用の書き下ろし曲なのに、個性が強すぎて「ただのかいりきベアのオリジナル曲」やんけ。ちょっとゆっくり語ります。

まず、筆者はかいりきベア氏の楽曲が、元々めちゃめちゃ好きです。何度も述べていることですが、筆者はロック調の曲が好きです。それも、激しめ、パンク系のやつ。そういった音楽的な好みで、かいりきベア氏の曲の曲調が癖になっていたため、今回のコラボを非常に楽しみにしていました。

かいりきベア氏の曲は、歌詞が難解。文章というよりは、ワードを切り貼りして繋ぎ合わせたようなちぐはぐな表記が印象的です。考察不足につき、なんでこの場所にこの単語があるのかわからない、みたいな構成多いんですが、これが音に乗るとめちゃくちゃ気持ち良くピタッと当てはまる、そんな感じ。とにかく、音として聴いていて気持ちいいんです。

そんなこんなで、ゲーム内リリース時から遊び尽くし、YouTubeでの2DMV公開をもって聴き尽くし、かいりきベア公式からバーチャルシンガーver.の投稿を待ち侘び…と、長くこの曲に心酔していました。

恐らく、世のプロセカファンの多くもそうだったのでしょう。この曲は、それまでプロセカ公式YouTubeチャンネルで再生数1000万回超でトップを誇っていた『トンデモワンダーズ』を配信開始2ヶ月で抜き去り、配信開始から4ヶ月程が経とうとしている現在(2022/10/14時点)で1917万回再生と、他のどんな楽曲よりも圧倒的なペースでダントツ1位を塗り替えるという、文字通りバグみたいな記録を残した曲です。

感想記事において再生数がどうとか語るのは野暮だとは思うのですが、記録の上でも目を見張る点には触れておきたく。その本質は、ぜひご自身の耳でお確かめください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1位:88☆彡 / まらしぃ × 堀江晶太(kemu)

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2周年時の1位に挙げるのはこの曲です。「ワンダショの曲挙げられてないな〜、あんま好きじゃないのかな?」とか思ってた?(笑) 大丈夫、1位です。

まらしぃさんといえば、ピアノ。滑らかで透き通るピアノの美しい旋律が、一曲を通して華やかに響きます。この曲の最大の魅力は、しっとりとしたピアノ伴奏の落ち着いたフェーズと、サビのようなポップで華やかな劇的フェーズの抑揚だと自分は思います。この両者がそれぞれしっかりとした輪郭を持っているから、この短い1曲の中に感情ごと聴き入ることが出来るのだと思います。

そして、曲の感想として不適切かもしれないけど、この曲が最も好きな理由の一つは"思い出補正"です。この曲がイベント曲を張っていた時期、ちょうど自分に辛い出来事があって、ひどく気持ちが沈み、落ち込んでいました。元々この曲にどハマりしていたこともあって毎日聴いていたところだったので、ふとそんな時にこの曲を聴いたのでした。前述のように、美しい音色と見事な展開のおかげで、この曲の歌詞は他の曲よりもよく染み渡るのです。そしてこの曲は、失敗や辛いことを笑い飛ばし、前を向かせてくれる、そんな曲です。ある日の朝、ふと聴いたこの曲でボロ泣きして以来、ずっと自分を支えてくれている不動の一位。

以下に、筆者が好きな歌詞を、筆者を支えてくれる歌詞を幾つか置いておきます。

「きっとそうだ そんなもんだ 夢も希望も欲張っちゃえばいい」

「朝になって 息を吐いて それから今日を彩っていけばいい」

「酸いも甘いも何もないの? そんな君に幸せが降るといい」

「調子乗って 飛んでいって 時折ほんのちょっと座っちゃえばいい」

「やむを得ずも空回り?どたんばたん楽しんじゃえばいい」

このタイトルの「88」という数字にも、本当にたくさんの意味が込められ、この曲にも、たくさんの技巧が凝らされているそうです。全て挙げるとキリがないので、ここでは省略します。気になる人は調べてみてね。

 

 

 

 

 

今回はここまでとします。

ほんとはもっと良い曲あるんだけどね。10曲選び抜くの、めっちゃ難しかった!

何か、皆さんの心に残る曲があれば幸いです。ぜひたくさん聴いてほしいです。

まだ触れたことない人、ぜひプロセカもやってみてほしいです。他の楽曲にも触れてみて、ぜひ好きな曲の話を聞かせてください。

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