【S18シングル使用構築】ドラパハッサム・トロイメライ【最終486位】
「選んでよ」
はじめに
ハローどうも、サッかみです。相棒のハッサムと一緒に、シングルのランクバトルをやっています。
シーズン18お疲れ様でした。ここ数シーズンはリアル(就活)の方が非常に忙しくポケモンから距離を置いていましたが、5月後半になり少し落ち着いたと見えて、今期よりランクバトルに舞い戻ってきました。
そのような背景もあり、今期は最終3桁でフィニッシュすることを目標に細々とやっており、最終結果は486位・レート1909と控えめではあるものの、忙しい中しっかりと目標を達成できたことで、充実したシーズンになったと感じています。
1900達成したところで終了したため最終成績は見劣りするかもしれませんが、まだまだ伸び代のある構築だと感じたので、今期も記録として構築記事を残しておこうと思います。まあ構築記事は自己顕示・自己満足の一端なので、どんな順位で書いたって構わないのでね。
また私はYouTubeにてポケモン関連の実況動画やポケカの開封動画などを投稿しています。今期の使用構築に関する動画も幾つか投稿しようと考えているので、よければチャンネルに遊びにきてくれると嬉しいです。ぜひチャンネル登録お願いします!
構築概要
TN:サッかみ 背番号:212
最終成績:1909 / 486位
最終戦績:202戦 118勝 84敗
構築コンセプト
・環境に刺さっていると感じた珠ドラパルトを軸とする。
・サイクルによる削りと対面操作からエースを通す。
構築経緯
今期序盤からいのちのたまドラパルトに注目していました。
ドラゴン+ゴーストという一貫しやすい&ダイマックスでの撃ち合いに強い優秀なタイプを持ち、かつ最近の環境にはノーマルタイプのポケモンはとくぼうに厚いポリゴン2くらいしかおらず、またフェアリータイプのいない構築も少なくない等、ドラゴンorゴーストのどちらかが一貫している構築が多く、環境に通しやすいと考えました。
このポケモンを軸に、カバルドン+ドラパルトやラグラージ+ドラパルトのような展開系の構築を多く試していましたが、相手の対面選出におけるミミッキュやウーラオスの圧力に困ったため、サイクルによって相手全体を削って後発からドラパルトを通す動きをとることにしました。
筆頭として、相棒であるハッサムを選択。ドラパルトが苦手なこおり・フェアリータイプに強く、またミミッキュや悪ウーラオスに対しても抗えるスペックがありながら、とんぼがえりでしっかりと対面操作ができます。
もう一つのサイクルの軸として、こだわりメガネカプ・コケコ+霊獣ランドロスを選択しました。中盤にハッサム勢のししゃもさんが使用しており、参考にさせて頂きました。メガネコケコの火力とサイクル性能を押し付けながら、霊獣ランドロスを物理受け兼もう1体のエースとして運用します。
続いてたべのこしカプ・レヒレを選択。ウーラオスに対して強いみず+フェアリータイプであり、かつ受け出される高耐久のポケモンに対してしぜんのいかり+ちょうはつにより、回復を許さない確実な削りを行うことができます。
続いてとくぼうに厚いポリゴン2を選択。サンダーをはじめとする相手の特殊アタッカーに対して安定する引き先となり、トライアタック・ほうでん・れいとうビームといった追加効果の優秀な技により、サイクル負荷をかけていきます。またカプ・レヒレと併せてノーマル+フェアリーという並びを作り、ドラパルトを使用する上で重くなりがちな相手のドラパルトを牽制する狙いもあります。
最後に、構築として重かったナットレイに抗えるでんき枠が欲しいと思い、カプ・コケコをサンダーに変更しました。
ドラゴン+ハッサムの並びでサイクルを回す喜びと懐かしさ、これから更に良い結果を出したいという夢想から、構築名は『ドラパハッサム・トロイメライ』としました。
個体紹介
※一部、ポケモンの能力をHP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさの順に H A B C D S と表記しています。
※調整について
・16n:定数回復(たべのこし、グラスフィールドなど)の効率を良くする配分
・B<D:相手の特性『ダウンロード』で相手のとくこうが上がらない調整
ドラパルト (NN:ホルトノキ)
補正:ようき型 (S↑ C↓)
特性:クリアボディ
持ち物:いのちのたま
配分:A252 D4 S252
能力:163-172-95-108-96-213
技:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/かえんほうしゃ/りゅうのまい
調整
A:極振り
B<D:ダウンロード調整
S:最速
本構築の大エース。NNはドラ『パルト』に似てるなぁと思った木の名前から。
ドラゴン+ゴーストの受けにくい技タイプを押し付けていきます。受け出されるポリゴン2はHDベースの特殊受けであることが多く、物理珠ドラパルトの火力の押し付けによりそのまま突破することもできます。
ドラゴンアローとゴーストダイブは確定。残りの技は様々に可能性があります。今回はカミツルギやナットレイに撃てる&ミミッキュの『ばけのかわ』を解除できる安定技としてかえんほうしゃを選択しました。
特性、性格補正、技など様々に変更の余地があり、ポテンシャルの高さを思い知らされました。
ハッサム (NN:ハイビスカス)
補正:いじっぱり型 (A↑ C↓)
特性:テクニシャン
持ち物:オボンのみ
配分:H252 A84 B156 D4 S28
能力:177-177-140-x-101-87
技:バレットパンチ/とんぼがえり/ばかぢから/つるぎのまい
参考元
【剣盾S12シングル最高最終2042 175位】~ドラパッサムと愉快な仲間たち~ - Shishamo_today’s diary
相棒枠。NNは鮮烈に赤い花の名から。
エースの苦手なポケモンに対するクッションから対面操作、隙を見てつるぎのまい→バレットパンチによる抜き、ダイマックスによる詰め等、様々な役割をこなせる器用なイケメン。ただし有利不利がハッキリしており、元環境にはサンダーやエースバーンといった苦手なポケモンが多いことから、限定的な使い方をすることが多いです。
ウツロイドやフェローチェを縛ったり、こおり技に後出ししながら対面操作したりと、このポケモンにしかできない唯一無二の性能に魅力を感じることが多く、上手く扱うのは難しいが極めれば真価を発揮できるポケモンだなぁと感じました。
サンダー (NN:サンダソニア)
補正:ずぶとい型 (B↑ A↓)
特性:せいでんき
持ち物:あつぞこブーツ
配分:H204 B236 S68
能力:191-x-148-145-110-129
技:ボルトチェンジ/ぼうふう/ねっぷう/はねやすめ
調整
H:16n-1
B:余り
S:+1で準速アーゴヨン抜き抜き(ミラー意識)
環境最強のポケモン。NNは黄色の「サンダーソニア」という花の名から。
調整は3シーズン前の竜王戦ルールの時のものをそのまま流用しています。サイクルの潤滑油的な働きをしつつナットレイにも安定打点があって欲しかったため、ボルトチェンジ+ねっぷうを持たせています。
最終日に急に構築に突っ込んだため、持ち物は余りものであり、技構成も補完的な役割が強く、また環境もサンダーに対するメタが強く、上手く強みを活かせないままだった感じがします。来期はこのポケモンが馴染むような構成を探すか、違うポケモンを試すなどしたいと思っています。
ランドロス 霊獣フォルム (NN:ジンチョウゲ)
補正:いじっぱり型 (A↑ C↓)
特性:いかく
持ち物:アッキのみ
配分:H252 A36 B188 D4 S28
能力:196-187-134-x-101-115
技:じしん/そらをとぶ/がんせきふうじ/つるぎのまい
調整
A:無振りエースバーンをダイジェットで珠ダメ込みで確定
S:+1で最速ウツロイド抜き
2体目のエース。NNは日本で古くから親しまれる花の名から。
シーズン14の構築でちらほら見かけた、HBに厚めのダイマックスできる型をそのまま参考にしました。持ち物はハッサムにオボンを譲っているので、ししゃもさんが使用していたアッキのみを真似していました。
ダイマックスせずとも物理受けとして役割を果たし、また後半からダイマックスして切り返していける点も魅力でした。
こちらもまだまだ上手く使いこなせそうだと、伸び代を感じるポケモンでした。
カプ・レヒレ (NN:スミレ)
補正:ずぶとい型 (B↑ A↓)
特性:ミストメイカー
持ち物:たべのこし
配分:H244 B188 S76
能力:176-x-174-115-150-115
技:ムーンフォース/しぜんのいかり/ちょうはつ/くろいきり
調整
H:16n
B:余り
S:準速バンギラス抜き抜き(ミラー意識)
本構築の紅一点。名前は紫色をその名を冠する花の名から。
しぜんのいかり+ちょうはつを絡めて相手の構築を大幅に削り、エースを通す役割を持たせました。特殊受け・エース受けをポリゴン2に一任している相手は、ポリゴン2の回復を封じ削ることで、ドラパルトやランドロスの一貫を作ることができました。
またくろいきりは相手の積みポケモンの起点回避や、ダイジェットを受けながらのすばやさリセット、バトン構築へのメタとなり、重宝しました。
相手のカプ・レヒレにも上からちょうはつ・くろいきりを使用して起点回避したかったため、オーソドックスなS68振りレヒレよりすばやさを1だけ伸ばしています。自分より速い耐久レヒレはほぼ居なかったため、本来の役割を果たし、型判別に役立って、また先述のランドロスとすばやさが同値であることから、すばやさ関係の把握もしやすくなっていました。
ドラパルトと一緒に運用する上でミストフィールド(ドラゴン技の威力を半減する)の存在が厄介にはたらくことがあるため、意識して立ち回る必要があります。ただし、状態異常を無効化することのメリットの方が絶大であるため、構築に欠かせない枠であると感じました。
ポリゴン2 (NN:ブイフラワ)
補正:なまいき型 (D↑ S↓)
特性:アナライズ
持ち物:しんかのきせき
配分:H244 B12 D252
能力:191-x-112-125-161-58 (最遅)
技:トライアタック/ほうでん/れいとうビーム/じこさいせい
調整
H:奇数で最大
B:余り
D:特化
S:最遅
本構築の要ともいえるポケモン。NNは花の名を冠するボーカロイド『v_flower』より。
主にサンダーを意識した特殊受けポケモンとして抜擢しました。ひかえめ特化の珠サンダーのダイジェットに対して後出しがそこそこ間に合う程の特殊耐久を持ちながら、物理方面にもある程度の耐久を持ち合わせ、広い技範囲とアナライズの火力、追加効果の状態異常を押し付けていける万能戦士。
最初はからげんき+アイアンテールの崩し型で使用していましたが、でんき技を使用したい場面があるなぁと感じ、ほうでんを採用できるこの技構成に落ち着きました。攻撃技が3つとも状態異常の追加効果を持ち、サイクルの中でヒット数を重ねることで相手を状態異常にし、何度も対戦を助けてくれました。
基本選出・立ち回り
思うように煮詰め切れなかったので割愛。この並びを改良して来期も戦いたいと思っているので、来期には形にできると良いなと思います。
苦手なポケモン
ハッサムで対処できますが、即ちハッサムの選出を強制させられるため、こちらの選出と行動を大きく縛られがちでした。
ドラパルトやサンダーのほのお技、ハッサムやランドロスのつるぎのまい、カプ・レヒレのちょうはつ等、構築として圧力の掛け方を散在させているにも関わらずキツい謎のポケモン。
・その他
サイクル構築なのでみんな等しく重くてキツく感じますね。
終わりに
今期は5月中旬から就活の合間を縫って潜り始め、終盤ギリギリまで思うように勝てず、最終日3日前まで8000〜10000位辺りをウロチョロしており、かなり苦しんだシーズンでした。3日前にポリゴン2を迎え入れて今の並びに近づいてからの勝率は高く、瞬く間に3桁まで羽ばたいて来れたので、この並びで対戦を重ねればもっと上位へ行けるのではないかという期待もありますが、今期は時間が足りませんでしたね。
冠ルールは同ルールの再来ということもあり、ルール変更初シーズンにしてはレートがデフレしてたようにも感じましたが、これからも自分なりの目標と共に、のらりくらりとポケモン対戦を楽しんでいければいいなと思っています。
長くなりましたが、ここまでご覧くださってありがとうございます。S19の最終日には、どうか就活が終わっていて欲しいと思います。
御社は早くワイを「選んでよ」。
Special Thanks
・よっちー(調整, 考察, 目標, 応援団)
・リムショット(調整, 考察, デリバード, 応援団)
・ツカサ(デリバード, 応援団)
・ハッサム窓の皆さん
特に
・イカタコさん(圧力, 目標)
・ししゃもさん(構築参考, 対戦ありがとうございました)
・フロイトさん(温かいコメント・リプライ等)
・香川愛生女流四段(ハッサム, 美, 目標)
・高山祐介(シャニマス制作P)
・その他応援してくれた全ての皆さん
ありがとうございました!