ヒトデちゃん戦記

サッかみのブログです。

第1回最強しまキング決定戦に参加しました

アローラ、ポニ島出身のサッかみです。

 

先日、友人のリムショットくんが主催する、面白い特殊ルールの大会に参加してきました。

 

kabanekabane.hatenablog.com

めでたく予選抜けできましたので、記念に予選で使用した構築、および本戦で使用した構築の紹介記事を残します。

 

 

 

 

〜基本ルール〜

 

・自分の出身の島を選択(メレメレ〜ポニ)

・予選では、自分の島のしまキング, しまクイーンの相棒ポケモン+その島の図鑑に載っているポケモン でパーティを組んでの2on2

・決勝では、自分の島のしまキング, しまクイーンの相棒ポケモン+その島の図鑑に載っているポケモン+自分の島の守り神 でパーティを組んでの3on3

 

 

 

 

〜考察段階〜

 

まずはとにかくポニ図鑑を眺めてみる。

ルール上、"バンバドロ絶対選出"という強い縛りがあり、使えそうなポケモンが絞られる。

 

候補1:ハッサム

嫁。鋼で高耐久で、バンバドロを起点にできる。炎技が無ければ割と突破が難しい。

 

候補2:エルフーン

バンバドロ含め多くのポケモンをハメてeasy winを狙える。

 

候補3:ジャラランガ

Zワザが強くて、単体スペックある。火炎放射も覚える。

 

などなど、見ていけばま〜〜たくさんの候補が浮かんでくるわけですが、このような数的にも種類的にも縛りの強いルールでは、ハメ性能の高いポケモンが強いというのがサッかみの持論。

 

その結果、鬼火や瞑想などを絡めつつ相手に突破されにくい高耐久枠として、メガヤミラミが最も性能が高く使いたいという結論に至った。

 

 

 

 

 

〜使用構築〜

 

 

バンバドロ(NN:ポニのバドロ)

 
性格:しんちょう
特性:じきゅうりょく
持ち物:たべのこし
能力:207(252)-145-121(4)-x-150(252↑)-55
技:じしん / いわなだれ / どくどく / まもる

 

バンバドロに勝てるバンバドロとして考案。

対面で殴り合っても結局積まれるだけなので、「じゃあ毒盛ればいいじゃん」っつって採用。

裏のポケモンにも毒を通せると毒まもで削りを入れられるので、耐久の高いバンバドロを活かせる型になった。

島の中で、どくどくの効かないどくタイプにはじしんが通り、浮いているポケモンにはいわなだれを使えるため、技構成のバランスは悪くないと思った。

 

 

 

 

ハッサム(NN:ポニのはさみ)

 

性格:おだやか
特性:テクニシャン
持ち物:どくどくだま
能力:177(252)-x-121(4)-75-145(252↑)-85
技:バレットパンチ / はねやすめ / めざめるパワー(炎) / なげつける

 

 

圧 倒 的 嫁 枠

考 察 段 階 と は 何 だ っ た の か

金 足 農 業 も ビ ッ ク リ の 毒 玉 投 擲 型

 

メガヤミラミが使いたいとか言ったな?あれは嘘だ。

 

毒まもバンバドロを通す上で、毒が通らないメガヤミラミにも猛毒を入れられるように、どくどくだま+なげつけるでの採用。

毒が無効な鋼枠で可能性のあるエアームドハッサムミラーなどに強く出るためにめざめるパワー炎を採用。

正直、強いか弱いかというより、やりたかったんや。

 

 

 

これにて完成した最狂(?)の布陣。

負ける気がしなかったので、即座に予選に潜り込んだ。

 

 

 

初戦:めもてふさん

 

毒まもバンバドロミラー(泥沼)。

バンバドロバンバドロに突っ張れなくなる。

裏に控えたクロバットねっぷう@ホノオZと、なぜか使う自由枠がバレておりガンメタを張られる

わるだくみ+ギガドレインバンバドロも痛手を追ってしまい、無念にも撃沈、、

 

 

2戦目:まこたつさん

 

ギャラドスにどくどくだまをなげつけ、はねやすめで粘って1-1交換を取った。どくどくだまが生きた形となった。(どくどくでよくない?)(メガハッサムでよくない?)

相手のバンバドロにはカウンターを使われるも、こちらはどくどくのダメージで削る戦法だったため、うまく噛み合って何とか勝利。

 

 

 

予選結果……三すくみ!w

 

予選通過者を決めるために主催から告げられたのは、特別ルールバンバドロ1on1」

正直泥沼な予感しかしなかったが、急ピッチで考察を開始した。

 

 

 

バンバドロ1on1〜

 

まず、バンバドロには積み技がない。

したがって、積んで全抜きするという戦法が取れないため、火力でゴリ押すならアイテムに頼る必要がある。

しかしながらバンバドロは特性「じきゅうりょく」や、その耐久力の高さから、火力では突破しにくいポケモン

普通の戦法では勝てないため、まず浮かんだのはやはり予選でも使用したどくどくバンバドロ

したがって、最低限これに勝てるようにする必要がある

加えて、火力特化型、特殊型など、様々な型のバンバドロを考慮した結果、バンバドロ1on1特化のとんでもないバンバドロが完成してしまった。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

バンバドロ(NN:ポニのバドロ)

 
性格:ずぶとい
特性:じきゅうりょく
持ち物:ヒメリのみ
能力:207(252)-x-167(252↑)-x-105-56(4)
技:かげぶんしん / ないしょばなし / にどげり / ねむる
 
 
† バ ン バ 泥 沼 †
 
この型に至った経緯を説明する。
 
まず大きな勝ち筋として、PPを枯らすことが最も有効であると考えた。
なんとバンバドロちょうはつを使えないのである。
PPを枯らすためには、相手の技を全て受けつつねむるで回復しきらなければいけない。それを素直に遂行するのは難しいので、かげぶんしんを採用し、相手の攻撃をかわすことでケアすることにした。
分身使いの某ショットによれば、一回分身すれば相手の技は全てマグマストームに変わってしまうという当たるはずがない
その上で、バンバドロの最初2ターンの最高火力であるじしんZ+じしんを耐えつつねむるで回復できるよう、防御が育ちやすい性格のバンバドロを採用。(ずぶとい性格である理由に関しては後述します)
眼鏡バンバドロのだいちのちから(おそらくこの世界に存在しない)は、バンバドロのとくこうの低さからあまり脅威ではないが、追加効果でとくぼうが下がってしまうことも考え、念のためないしょばなしを採用。物理にも特殊にも厚い分身バドロとかいうバケモノが誕生した
技スペースがひと枠空いたが、PPを枯らすことを目的としてる以上自分のPPが枯れてしまうわけにはいかないので、最もPPの多い技の一つであるにどげりを採用(PP:30→48)
同じPPの技にマグニチュードがあるが、こちらはより火力が高いため、削りすぎると相手のがむしゃら+じめんZでゲームが終わってしまう
これを考慮し、ずぶとい性格でこうげきが下がったにどげりを使用して、相手のじきゅうりょくを迅速に発動させ、ダメージを与えないという戦法をとった。
相手のどくどくはねむるによりキャンセルできるが、こちらは相手の攻撃技で受けたダメージに対してもねむるを使用しなければならない。
そのため、こちらのねむるのPPの方が原則先に減少するはずであり、先にPPが枯れた後に毒を入れられると負ける。
そのため、持ち物としてヒメリのみを採用し、ねむるのPPを+10した
最初からこの勝ち筋を通すつもりでいるのだから、気を抜かず、ポイントアップ12個をはたいて全ての技のPPを最大にした。抜かりはない。
 
結果、バンバドロ1on1はストレート2勝し、見事決勝進出を決めた
試合時間を使い切ることも覚悟の上で対戦に臨んだが、早めの降参を頂けてホッとした。
正直、勝ちきれるか怪しいにしろ絶対に負けない自信があったので、以後バンバドロ1on1に巻き込まれた方は参考にして欲しい。(絶対ない)
 
 
 
 
続いて決勝。
正直予選で燃え尽きてしまったことと、他のオフの準備等で十分な考察ができなかった。そのため、全ての相手に対して、勝ち筋を通せそうなパーティを採用することにした。
 
 
 
〜使用構築〜
 
 
バンバドロ(NN:ポニのバドロ)
 
性格:しんちょう
特性:じきゅうりょく
持ち物:メンタルハーブ
能力:207(252)-145-121(4)-x-150(252↑)-55
技:ステルスロック / ヘビーボンバー / じならし / ほえる
 
 
ハッサム(NN:ポニのはさみ)
 
性格:いじっぱり
特性:テクニシャン
能力:146(4)-200(252↑)-120-x-100-117(252)
 
 
カプ・レヒレ(NN:ポニのレヒレ)
 
性格:ひかえめ
特性:ミストメイカ
持ち物:ミズZ
能力:(シングルレートで使用している個体の流用なので割愛)
 
 
技構成を見てもらればわかると思うが、バンバドロでステロを撒きつつハッサムで加速してレヒレにバトンし、めいそうを積んで全抜きを測る構築である。
余裕があればかげぶんしんも積んでバトンできるし、正直めっちゃ強い気がした。(主催リスペクト)(お前かげぶんしん好きやな)
この筋が通れば勝ち、通らなければ負け、という感じで臨んだ決勝戦
結果は1勝2敗で、見事同率2位でした!
 
 
 
〜総括〜
 
特殊ルール大会はやっぱり面白いですね。
考察を極めた結果、とんでもない型が大暴れするのは、やっぱりこういう大会の醍醐味だと思ってます。
年に数回くらいは、こういう大会に参加して刺激成分を摂取していきたいと思いました。
 
 
主催のリムショットくん、参加者の皆さん、そして、一緒に戦ってくれたポケモンたち、みんなどうもありがとうございました!