ヒトデちゃん戦記

サッかみのブログです。

【スペレS16使用構築】Seventh Strike Back!!【最高/最終1705】

注:この構築記事は、アプリゲーム「Tokyo 7th シスターズ」のパロディ要素を多く含んでいます。物語を知るとより楽しんでいただけると思いますので、まだの方はぜひアプリをダウンロードし、楽曲、およびメインストーリーをご視聴の上、ご覧ください。

 

Tokyo 7th シスターズ

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スペシャルレートS16:

過去のPGLレーティングバトルで使用率ランキング最終順位トップ30位以内のポケモンが使用できないシングルバトル

 

 

サッかみは歓喜した。

 

 

何故ならば、サッかみが愛用するラティオスハッサムとも「使用率トップ30というほど使われていないがそこそこ強いポケモンであり、ハッサムも大体使用率30〜40位あたりで安定の活躍を見せる隠れ強ポケモンである。

 

 

カバマンダガルド、ガルランドなどの人気の軸に比べれば少数であり、どちらかといえばマイナー、コンセプトパーティに近い(持論)ラティハッサムを得意とする自分にとって、これはまたとない追い風だ。なにせこのルールにおいて、それらのような使用率の高い構築は使用できない。

 

 

スペシャルレートの限られた使用ポケモンから最高の取り巻きを見つけ出し、ラティハッサムで天下取るで〜〜!!

 

 

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オワオワリ(泣)

 

 

ご存知の方がいるか知らないが、ハッサムかつて一度だけトップ30位にランクインしたことがある

 

それはウルトラサンムーン発売直後。新アイテム「ミミッキュZ」の登場により、凄まじい火力を手にしたミミッキュのこの頃のトレンドは、もっぱらミミッキュZ型だった。直前のサンムーン環境までではゴーストZと使用率トントンであったが、やはり新環境は新アイテムを試したいもの。そんな人々の好奇心によりミミッキュZが大流行したこのシーズン、その対策としてハッサムが注目されたのだった。

 

よくよく考えれば当時、ハッサムがトップ30!?出世したな〜〜!!」歓喜していたことを今更思い出した。この発言は撤回する。何しとんねん。

 

 

かくして、ラティハッサムスペシャルレートに潜るという夢は潰えた。さらに言えば、今季は総合レートに挑戦の予定だった。シングル/ダブル/スペシャル/WCSの全ルールでハッサムを連れてレートを頑張ろうと意気込んでいたが、その夢も絶たれてしまったのだ。

 

 

絶望の淵に追いやられたサッかみは考えた。ハッサムの代わりにアイアントシュバルゴを使えばなんか(ネタとして)うまいことやれないか……?いや、しっくりこないな……

 

 

 

お先真っ暗闇のサッかみ。

その時、空から眩しい光を放ちながら、何かが近づいてきた……。

 

 

 

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観客「停電……スカイドーム……」

 

 

 

観客「お、おい、これって……ッ!!これって!!!」

 

 

 

サッかみ「し、知ってる……」

 

 

 

サッかみ「ぼ、僕は知ってるぞ……この光景を……し、知っている!!」

 

 

 

 

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サッかみ「セブンス……ストライク……!!」

 

 

 

 

 

 

今までの6匹の手持ちに入ることこそなかったが、常に進化前としてその傍らに魂を残し続けた7番目の相棒。

 

 

そう、ストライクである。

 

 

割と有名な話だが、ストライクの合計種族値ハッサムと同じ500。使い方次第では化けるのに十分なスペックを備えている。

しかしながら、このポケモンに着目する人間は他にほとんどいないだろう…。

なぜなら、同じむし/ひこうタイプのポケモンとして、環境トップと言っても過言ではないメガカイロスが存在している。ストライクを採用するなら、メガカイロスを採用した方が無難なのだ。

 

しかし、普段からハッサムとレートしているサッかみには愚問である。自分ならきっと、メガカイロスにない戦い方を見出して、ストライクを活躍させられるはず…!

 

決意は固まった。シーズン16、俺はラティストライクでスペレの目標レートを目指す…!

 

 

 

ねえ 君とならば 叶えられる

気がしてる こんなの 幻想?

もう 始めようか シニカルな

微笑みを作って

 

 

 

  

 

 

 

 

パーティ紹介

※一部、ポケモンの能力をHP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさの順に H A B C D S と表記しています。

 

 

ラティオスf:id:scizor_gos:20190828234952p:plain

 

性格:おくびょう (S↑ A↓)
特性:ふゆう
持ち物:ラティオスナイト
配分:C252 D4 S252
能力(メガ前):155-x-100-182-131-178
能力(メガ後):155-x-120-212-141-178
技:サイコショック/りゅうせいぐん/エナジーボール/きりばらい

 

本構築における羽生田ミト枠であり、衝撃のメガシンカ。本パーティ唯一のORAS産個体で、ニックネーム(以下NN)を変更できなかったのが痛い。

高火力・高耐久で目の前の相手を1発しっかり殴りに行けることと、器用な技範囲が魅力。相手の展開要員を意識した技構成をしているため、初手に投げることが多かった。

ウツロイド等の特殊に厚いポケモンを意識してサイコショックを選択。ジャラランガは物理耐久の方が高いが、こちらには対面からりゅうせいぐんを使用できる。

エナジーボールは、主に起点作りとして多いラグラージ他、同タイプのヌオー・トリトドン等への打点として採用。意外性があるように見えるが、スペシャルレートでのラティオスにおけるエナジーボールの採用率は12.7%と、思いの外採用されているらしい。(8/28時点)

それよりも意味がわからないのがきりばらいだろう。この技は相手のかいひりつを下げると同時に、壁やステルスロックねばねばネット等のフィールドギミックを消し去る効果を持つ。持ち物「きあいのタスキ」や特性「がんじょう」で対面性能を確保している後続のサポートができて、また「Zさいみんじゅつ」で抜きを狙う裏のデンジュモクを助ける。

場のステルスロック、まきびし、ひかりのかべ、リフレクター、オーロラベール2030年に存在する雑多なアイドル達を吹き飛ばし、本構築を頂点へと導く。

 

参考:羽生田ミト↓

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ストライクf:id:scizor_gos:20190828234948p:plain
(NN:7th-STRIKE)

 

性格:ようき (S↑ C↓)
特性:テクニシャン
持ち物:きあいのタスキ
配分:A252 D4 S252
能力:145-162-100-x-101-172
技:つばめがえし/むしくい/きしかいせい/まもる

 

本構築における七咲ニコル枠であり、自身が既に7番目の相棒「セブンスシスターズである。また、その名前に「ストライク」を有し、タスキを盾に相手を刈り取るその様は、文字通りの「Seventh Strike Back(セブンスの逆襲)」を体現する。

特性「テクニシャン」を活かし、つばめがえしとむしくいの威力を60から90に引き上げる。クロバットを覚えるなら特性を「むしのしらせ」か「ふくつのこころ」にしたかった。なんでこのポケモンクロバット覚えないの??

このルールの環境はひこうタイプの技の通りが良く、そのためつばめがえしが非常によく刺さる。ミミロップヘラクロスジャラランガ繰り返される甘すぎるワード等を引き裂く。その先に待っているものは勝利。

むしくいは、テクニシャンでの自身のむしタイプ最高打点であり、相手のきのみを奪って食べることができる。交代先のガオガエンや、起点づくりのラグラージの持つフィラのみが美味しい。

きしかいせいはタスキが発動したHP1の状態では威力200のかくとう技となり、ストライクを狙ういわタイプと現在(いま)を砕く

最後の技枠「まもる」がシングルバトルでは奇妙に見えるが、このルールではねこだましを持つポケモンが強く、これによってタスキを潰して貫こうとしてくる相手の目論見を破産させられる。このルールのまもるは想像以上に役に立った。

 

・「しんかのきせき」を使わないのか?

ストライクは耐久が悪くなく、しんかのきせきを持たせると簡単には落とされない耐久性を持つ。そのため、持たせるアイテムといえばきあいのタスキよりもしんかのきせきの方がメジャーである。

耐久を上げ、はねやすめと合わせて相手を受けつつ戦う戦法が可能だが、今回のパーティはいわゆる"対面構築"を意識して組んでおり、ストライクにもそれなりの"対面性能"を持たせたいと考えていた。

ストライクではしんかのきせきを持たせても耐えることのできない、いわタイプのポケモン等に対して、タスキで耐えつつ最大火力の「きしかいせい」を撃ち込むことを目論んでいたため、タスキにて採用した。当初は「カウンター」も採用していた(この枠は後にまもるに変更した)こともあり、今回はタスキストライクだからこそこのパーティにマッチしてくれたと思っている。

 

参考:七咲ニコル↓

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アシレーヌf:id:scizor_gos:20190828234944p:plain
(NN:Ci+LUS=1way❤︎)

 

性格:ひかえめ (C↑ A↓)
特性:げきりゅう
持ち物:アシレーヌZ
配分:H252 B68 C180 D4 S4
能力:187-84-103-185-137-81
技:うたかたのアリア/ムーンフォース/アクアジェット/ほろびのうた

調整
HB:A252↑ジャラランガの+1どくづき確定耐え

 

本構築における御園尾マナ枠であり、絶世の歌姫。Zワザわだつみのシンフォニア」の破壊力がとにかく高く、雑に選出してZワザを撃ち込むだけでも大活躍する。

加えて貴重なフェアリータイプであり、ジャラランガの抑止力として活躍する。少し耐久を物理方面に割いたことで、どくづき程度は耐えられるようになった。

また、ほろびのうたによって機会こそ少ないものの高耐久のめいそう型や、バトンパーティに対しての役割を担っている。ほろびのうたのカウントダウンに合わせて、0になった時に「World's end」と言いたかったが、その機会はなかった。

スペシャルレートシーズン16で堂々の使用率ランキング1位を誇るその性能は伊達ではないと実感せざるを得なかった。

 

参考:御園尾マナ↓

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マフォクシーf:id:scizor_gos:20190828234939p:plain
(NN:Robber✳︎Lover)

 

性格:おくびょう (S↑ A↓)
特性:もうか
持ち物:こだわりスカーフ
配分:H4 C252 S252
能力:151-x-92-166-120-171
技:サイコショック/オーバーヒート/マジカルシャイン/すりかえ

 

本構築における遊佐メモル枠であり、重要なスカーフ枠。魔女たる姿はさながら WITCH NUMBER 4 を思わせる。

最初はスカーフ枠としてムクホークを採用していたが、ストライクと範囲が被っていること、対策のスカーフウツロイドなどの台頭により、変更を決意した。

この枠に求めたのは、「ウツロイドよりも速い素早さを持つこと」と、「ウツロイドジャラランガミミロップカイロスなどに打点を持つこと」だった。メジャーなスカーフ枠を抜きつつ、速いポケモンに対してしっかりと役割をこなせるポケモンを模索し、マフォクシーに白羽の矢が立った。

主にウツロイドを意識してエスパー技にサイコショックを選択。高い一致打点としてオーバーヒート、ジャラランガへのメタとしてマジカルシャインを採用した。残りひと枠に、受け系のポケモンに対しスカーフを押し付けて抗えるすりかえを採用して、良い形となった。

スカーフが読まれにくかったのか、圧倒的に刺さっていた印象。特につるぎのまいを積んだカイロスに何もさせずに「全部、灰にしちゃるけん…」と焼き尽くし、何度も勝ちをもぎ取った。間違いなく本構築のMVP。

 

参考:遊佐メモル↓

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ジバコイルf:id:scizor_gos:20190828234934p:plain
(NN:PRIZM♪RIZM)

 

性格:ひかえめ (C↑ A↓)
特性:がんじょう
持ち物:イバンのみ
配分:H252 C252 D4
能力:177-x-135-200-111-80
技:10まんボルト/ラスターカノン/めざめるパワー(地)/ミラーコート

 

本構築における寿クルト枠であり、特性「がんじょう」の高い対面性能と、そこからの持ち物「イバンのみ」の奇襲により、予定調和の世界を壊す。

10まんボルト、ラスターカノンは主力砲として採用。加えて、相手のジバコイルを意識してめざめるパワー地面を持たせている。これは実際に多くのジバコイルを葬り去り、とても役に立った。

ミラーコートは特性「がんじょう」と非常に相性が良く、相手の特殊技を耐えつつ跳ね返して1匹持っていく。ただし、相手側もがんじょうを意識した動きをしてくるため、それに対応しきれなかった試合は多かったように感じる。

 

参考:寿クルト↓

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デンジュモクf:id:scizor_gos:20181225105213p:plain
(NN:タンポポ)

 

性格:おくびょう (S↑ A↓)
特性:ビーストブースト
持ち物:エスパーZ
配分:H244 B76 C4 D4 S180
能力:189-x-101-194-92-138
技:10まんボルト/マジカルシャイン/ほたるび/さいみんじゅつ

調整
H:奇数で最大
B:余り
S:+1後最速メガミミロップを意識

 

本構築における若王子ルイ枠であり、見た目がタンポポっぽいのでNNはタンポポである。すなわちLe☆S☆Ca

先発のラティオスきりばらいで回避の下がった相手にZさいみんじゅつを使用し、すばやさを1段階上昇させつつ相手を眠らせ、ほたるびを積んで全抜き態勢を整える。

Cにほぼ振ってないのに、めちゃめちゃ火力高杉・ウエバス・キョーコで、ほたるびが通れば誰も受からんとよ〜〜(西園ホノカ)

10まんボルトはタイプ一致の主力技として、残りの枠にジャラランガを意識してマジカルシャインを搭載した。その他のラティオス等のドラゴンタイプも貫くことができ、この技はよく刺さっていた。

抜き性能が非常に高く、また不利相手にもさいみんじゅつから運ゲーを仕掛けることができるので、このポケモンを採用してから勝ち数が格段に増えた。このポケモン荒ぶりすぎて荒木レナになるとレートが爆上がりするって教えてくれたのは、

サッかみ「君だよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(3回目)

 

参考:若王子ルイ↓

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TN:サッかみ
戦績:32戦 22勝 10敗
最終レート:1705

 

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あとがき

 

ストライクを使ってレート最上位を狙える自信がなかったので、デンジュモクの調子が良くて上振れしているうちにレートを保存して撤退を決めた。しかし、勝率は悪くなかったし、今回のスペレはいつもより人が多くレートも上げやすかったように感じたため、もう少し上を目指しても良かったかもなぁ、という後悔は若干残っている。

とはいえ、ストライクを使用して当初の目標であった1700に到達できたことはとても嬉しい。今季は初めて総合レートに挑戦したが、全てのルールで育成・考察・対戦を繰り返すのはいくら時間があっても足りないなと実感した。

幸せなことにシーズン17も開催されるらしく、またシーズン17のスペシャルレートではどうやらハッサムが使用可能らしい。シーズン17でも、相棒と共に戦っていきたい。

 

最後に、ひどい茶番要素だらけでしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。ここまで読んだけど未だにナナシスを入れていないっていう人は、インストールしてナナシスのストーリーを読んでエモくなりましょう。

 

それでは。

 

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Special Thanks

リムショット(総合レート戦友&ヘビーボールコイル提供(大昔))
・ゆじゅさん(ラブラブボールフォッコ提供)
・エリさん(スピードボールケーシィ(途中使用個体)提供)
・カズキさん(アシマリ親個体提供(大昔))
・ひるまっく(エスパーZデンジュモク記事参考)(人格者)
・茂木伸太郎(ナナシス総監督)

ありがとうございました!